今回はえびせんべい等を製造している工場のメンテナンスです。
今までほとんどメンテナンスを実施したことがなく、今回当社としても初めてメンテナンスをやらせて頂きました。
※ちなみに全国に流通しているえびせんべいの90%以上がこのエリア(愛知県の知多半島)で製造されているんです。
こちらがせんべいを焼く自動焼成器です。
ラインの中を自動でせんべいが流れており、その上下に設置してあるシュバンクバーナーという焼成器で焼き上げます。
バーナー本数はひとラインあたり約30本あります。
こちらのお客さまではこの自動焼成器が3ラインあるので100本近くのバーナーをメンテしました。
今までメンテンナンスをしていなかったということもあり全体的にかなり汚れが目立っていました。
製造工程上、バーナーヘッドの部分やエアー取入口にせんべいかすが入りやすいので、
ひとつひとつバーナーを外し丁寧に清掃します。(左図)
特に燃焼に直接影響がでやすいガスノズルのつまりを中心に清掃します。
最後に燃焼の全体のバランスの調整です。ここが一番重要なところですね。以下の点に注意を払います。
①メンテ前後のガス量計測 ②お客様からのヒアリング(現状の焼きはどうか、今後どうしていきたいか) ③CO測定など
メンテした後も実際にお客様にせんべいを焼いてもらい仕上がりの確認をしてもらいました。
当初お客様からの要望で生産スピードを上げたい(バーナー出力を増やしたい)とのことでした。
それがメンテによってバーナーに余力ができ約15%生産性が上がった、と感謝のお言葉を頂きました。
燃焼設備に関するお悩みは
お気軽にご相談ください
-
問い合わせ・ご相談・無料調査のご依頼
-
お電話でのお問い合わせもお気軽にどうぞ。専門知識をもった担当スタッフが丁寧にお応えいたします。ご希望の場合はご訪問でのご説明も可能です。
- お電話:0568-81-8461
-
資料ダウンロード
-
社内でご検討用にメンテナンスの流れや実績などをまとめた資料をPDFでご用意しています。無料でご覧にいただけますのでダウンロードしてご活用ください。